スーパーマーケットに行くと見慣れない魚が安く売られていることがあります。
多くの人は見向きもせずに食べ慣れたシャケの切り身やアジを手に取ることでしょう。
ですが、その魚が美味しい魚とわかっていたら、それは相場よりお得な購入チャンス逃しています。
魚は種類によって形や部位の硬さに差があり、捌き方に工夫が必要な種類も少なくありません。
そこで、今回筆者がマイナー魚種であるカガミ鯛を捌いて料理してみた経験をもとに釣り歴30年の筆者が記事を書きます。

「値札には大きく鮮魚と品名が記載してあり、右上に小さくカガミ鯛の表記。(俺でなきゃ見逃しちゃうね)」
一見すると包丁の長さが足りないがカガミ鯛はパーツが分れており捌きやすい

魚袋は銀色に輝き、モヒカンのような背びれがあり、うっすら中央にマトウダイのような黒点も見られます。
なかなかユーモラスな見た目ですが、パーツが分かれていて捌きやすいです。

捌いた後の状態を並べるとよくわかりますが、頭、内蔵、身で調理しやすい構造になっています。
頭とお尻の骨を切ってしまえば頭部と腹部を外すことができわりと簡単に調理できます。

太刀魚の銀よりも剥がれにくく残る感じがあります
皮が丈夫なので包丁は剛さがいる
30センチ程度のカガミ鯛から刺身がこれぐらいとれます

激ウマ
カガミ鯛の身の部分
マトウダイより的がぼやけているという前評判でした
熟成させた方が美味しいという意見もあります。

よほど大きいフライパンでないかぎりそのままの三枚おろしは入らなさそうです。

カガミ鯛の内臓
カガミダイのワタは取り出しやすいです。

胃からはキビナゴのような半分消化された小魚が出てきました。


ごま油と肝を合わせてみましたが、カワハギの肝と似たうまみと油分を感じる味わいでした。

ラムーでこの魚を見かけたら考えるのをやめて買うことをお勧めします
近年、温暖化により地域で漁獲量が少なかった魚がたくさん獲れる事例が増えてきています。
買う側が知識をつけることで、今まで知らなかった美味しさに出会うことができます。
美味しい魚に適切な値段がつくことで、未利用魚を減らすことにもつながるのでぜひマイナー魚が廃棄になる前に購入してみてください。