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デカい魚を逃がす意味とは!マゴチは40cm程度の個体をキャッチするべき理由

釣り上げたマゴチ

サーフから狙えるフィッシュイーターとして、マゴチが居ます。

一般的に55cmを超えれば良型、65cmを超えれば超大物と称えられるこの魚。

しかし、時には80cmに迫る、規格外のモンスターが姿を現すことがあります。

「せっかくの記録級。持ち帰って自慢したい!」

そう思うのが釣り人の本能かもしれません。

しかし、実は「大きすぎる個体をあえて逃すこと」こそが、あなたの釣り場を守り、将来の爆釣へつなげる最も賢い選択だとしたらどうでしょうか?

マゴチ釣りにおいて、キープに最適なのは40cm程度であり、一方で超大型個体は「海に帰すべき宝物」なのです。

この記事では、なぜデカいマゴチを逃すべきなのか、その科学的な理由と環境保護への重要性を詳しく解説します。

この記事を読み終える頃、あなたの海を見る目はきっと変わり、次回の釣行がより豊かで価値あるものになるはずです。

デカい方を逃がすとは?その意味と背景

画像はDALL3

釣りにおけるサイズ選別の重要性

釣りでは、すべての魚をキャッチ&イートするのではなく、特定のサイズの魚をリリースすることで資源を守ることが重要視されています。

特にマゴチのような成長が比較的遅い魚は、持続的な釣りを楽しむためにキャッチするサイズは適切に選ぶ必要があります。

「デカい方を逃がす」考え方が広まった理由

近年、釣り人の間で「デカい方を逃がす」という考え方が浸透してきました。その背景には、以下のような理由があります。

  • 繁殖能力の高い大型個体を保護するため
  • 釣り場の資源を持続的に管理するため
  • 適切な個体を選ぶことで、魚の味や食感を最大限に活かすため

大きくなるまで生き残ったということは、成長が早いか、生存になにかしら有利な特性を持っていることが考えられます。

マゴチの生態と成長特性

マゴチは

マゴチの成長スピードは性別で異なる

マゴチは比較的成長が遅く、1年で約20cm、2年で30cm、3年で40cm程度に成長します。その後は成長がゆるやかになります。

オスは40cm程度、メスは70cm以上まで大きくなります。

古い釣りの本など、従来オスとして生まれ、性転換をすると考えられていたこともありました。

これはメスの方が成長が早く、大型の個体がほとんどメスであるため「大きくなるとメスになる」と解釈されてしまったためです。

参考:マゴチの雄雌の出現と成長(予報)

マゴチの産卵行動と繁殖能力

マゴチは主に6月から8月にかけて産卵し、大型個体ほど多くの卵を産むとされています。

そのため、サイズの大きな個体、つまりメスをリリースすることで、次世代のマゴチの数を増やすことができます。

なぜ大型マゴチを逃がすべきなのか?

小さいサイズの魚をリリースすることは、食べられる部位が少なく今後の成長を考慮して逃がすことから理解しやすいことでしょう。

しかし、大きいサイズを逃がすのは心理的にハードルがあるはずです。

大型個体は繁殖に貢献しやすい

50cm以上のマゴチは繁殖能力が小さい個体よりも高く、1回の産卵で多くの卵を産みます。

このため、釣り人が大型個体をリリースすることで、マゴチの個体数を維持しやすくなります。

成長速度と個体数のバランス

大型個体は大型になるまで生き残れたなんらかの理由があります。

生存に有利な遺伝形質や習性をもっていることが考えられます。

成長が早かったり、環境に適応した学習能力の高さが遺伝することで生存率が上がることが考えられます。

むやみにキャッチしてしまうと、環境適応できている形質の個体数が減少しやすくなります。

釣り場の持続可能性を考える

持続可能な釣りを楽しむためには、大型個体を保護することが重要です。

次世代の魚を増やすことで、長期的に釣りを楽しむことができます。

40cm程度のマゴチを少数キープするべき理由

マゴチは頭が大きく、骨がしっかりしており、捌くためにはしっかりした包丁が必要です。

食べごろサイズである

40cm程度のマゴチは身が柔らかく、刺身や天ぷら、煮付けに適しています。

大きすぎると一般的な包丁で捌くことが難しくなります。

大きくなると家庭用のまな板の上には乗らないサイズとなり、鍋に入れるのも一苦労になります。

資源保護の観点から適切なサイズ

40cm程度の個体は珍しくなく、通常ヒットするサイズです。

40cm程度の個体は大型のオスか、成熟したメスになります。

20-30のような小さいサイズは今後の成長が期待でき、可食部位も少ないのですぐにリリースしてあげましょう。

適度な肉質と味の良さ

大型のマゴチは身が固くなり味もぼやけてくるのですが、40cm前後の個体は適度な弾力があり、食べやすいです。

旬の時期のマゴチはフグにも劣らないという意見があるほどです。

生物濃縮のリスクを減らす

マゴチではなく、スズキの例になりますが、東京都の自主規制で60cm以上は築地市場での売買が禁止されています。

理由は汚染にさらされやすい魚種であるため、化学物質が生物濃縮され蓄積されてしまった大型の個体を食品として流通させないためです。

マゴチは定住性があるため、生息地があまりキレイな水質では無い場合、大型を食べるべきではありません。

釣り人として守るべきルールとマナー

地域によってはマゴチの最低サイズ規定が設けられている場合があります。

これを守ることで、水産資源が減ることを防ぐことができます。

個体数が多い魚種ではないため、キャッチする数が規定されています。

JGFA(バッグリミット)

サイズ尾数
40cm以上3
参考:JGFAバッグリミット

リリース時の正しい手順

  • 魚にダメージを与えないように丁寧に扱う
  • できるだけ素早くリリースする
  • 釣り針を外す際は水中で行う

まとめ

「デカい方を逃がす」という考え方は、釣りを持続可能に楽しむために重要です。

特にマゴチは、大型個体ほど繁殖力が高いため、資源保護のためにも適切なサイズを選びましょう。

キャッチするにしても一度の釣行では最大で3匹まで、シーズンで9匹までといったモラルを持った釣りを楽しみましょう。

よくある質問(FAQ)

Q1. どのサイズのマゴチをリリースすべきですか?
A. 43cm以上の個体はリリースするのが望ましいです。理由は成熟したメスである可能性が高いからです。オスは

Q2. マゴチの成長速度はどれくらいですか?
A. 1年で約20cm、3年でオスは30cm程度、メスは40cm程度に成長します。

Q3. 小さいマゴチもリリースするべきですか?
A. 最低サイズ未満(30cm以下)の個体はリリースするのがマナーです。

Q4. 40cm前後のマゴチが一番美味しいのは本当ですか?
A. はい、身が柔らかく食感が良いため、最適なサイズとされています。

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